東洋の島国には、名もなき仙人が住むという。
名無き仙人の物語。
生きるのが辛い時の話【20代】
「はぁ。しんどい」
今日も、職場で怒られて、嫌いな同僚からは、意地悪されました。
私は、ひたすら耐えて、今、帰宅したところです。
「はぁ。生きるのが嫌になる」
１人で質素な晩飯を食べて寝たら、もう翌日で、明日も、朝から仕事です。
手取り10万円代で、生活はギリギリだし、仕事ばかりの毎日で、何も良いことはありません。
恋人はもう、何年もいません。
何も、楽しみは、ありません。
あるのは、仕事のストレスと、将来に対する絶望だけです。
私は今後、あと40年間も、生活を維持するためだけに、ただ仕事をする毎日を生きなければいけません。
「お前らは、いいよな」
だからこそ、勝ち組が、憎くて仕方ありませんでした。
私が、社会のすみっこで、低賃金で働き続けることにより、私が生み出した生産物は、誰かの利益になっています。
その「誰か」は、勝ち組の人達です。
勝ち組は、より豊かに、より快適に、暮らせるようになります。
私は、勝ち組の快適な人生を支えるために生きている、奴隷なのでしょうか？
「せめて、私から感情を消して下さい」
感情があるから、生きるのが辛いので、私は「感情を消したい」と思っていました。
何も感じない人になり、老後まで、人生を早送りしたいと思っていました。
そして。
こうまで思わせるほど、私のことを追いつめる理不尽で、不公平な社会が、憎くてたまりませんでした。
世の中の幸せそうな人が、全員、ムカつくのでした。
「だったら、仕事を辞めて自由に生きれば？」とか、言われることもあるけれど・・
きちんとした、まともな大人でいないと、いけないし、そうもいきません。
私は既に、中学教師を辞めていて、また仕事を辞めたら「また、仕事を辞めたの？」とか、言われてしまいます。
そう思われるのが恐くて、仕事を辞めるのも怖いです。
「はぁ。とにかく、しんどい」
憎しみと、イライラと、絶望と、やるせなさを感じながら、私は生きていました。
私が、人生で、１番つらい時の話です。
生きるのが辛い理由「きちんとした大人」の思い込み
そんな当時。
私は思い込みを書き替える仙人修行に取り組み始めていました。
すると、感じられ方が変わり始め・・
私は仕事を辞めて、ボロアパートで引きこもり生活をしながら、名無き仙人の記事を書いたり、仙人修行をする毎日になっていきました。
私にとっては、そんな毎日は、幸せでした。
でも、周りの人達は、こう言ってきました。
「きちんとした大人になれよ。ちゃんとしろ」
「子供か？まともな大人になれ」
でも、思い込みを書き替えた私には、そんな批判は気になりませんでした。
「きちんとした大人として、ちゃんとした人生を生きるべきだ」と思い込んでいた過去の私（君）に伝えたいことがある。
どう育てられた？
世界各地で、オオカミに育てられた少年少女がいる。
そういった野生児の記録は多く残っていて、「吠えて、生肉を食べる」など、オオカミのような生活をすることがわかっている。
幼少期の環境は根深く、後に矯正するのは大変で、野生児は保護された後も、社会復帰が難しい。
君は、子供の頃、誰から、どう育てられた？
君は、婆ちゃんから洗脳されている。
思いだして欲しい。
婆ちゃんは、こう言っていた。
「きちんとした大人として、ちゃんとした人生を生きなさい」
君は、子供ながら「そうなのか」と思い込んだ。
「オオカミになれ」も・・
「立派な大人になれ」も、どちらも強烈な洗脳だ。
君は、洗脳のされ方次第で、狼or立派な大人を目指す。
そして「狼になれない」とか「立派な大人になれない」とか、悩む。
しょーもなっ。
別に君は、狼にならなくていい。
別に君は、きちんとした大人にならなくていい。
でも、今もなお、「きちんとした大人として、ちゃんとした人生を生きなきゃ」と思い込んでいる。
君は「常識ある大人として、まともな人生を生きること」が全てだと思い込んで生きている。
人によっては、こうも思い込んでいる。
「公務員になることが人生の正解」
「１社で定年まで勤め上げる人生が正解」
「結婚して子供をもつ人生が正解」
勝手な思い込みのせいで、人生の正解を、１つに、絞ってしまっている。
その基準から、少しでもズレると「自分は、ダメだ」と感じる。
だから君は、生きづらい。
だから君は、生きるのが辛い。
人生の正解は、１つではない
思い込みの激しい君は「人生、こうでないと」と思い込んでいる。
自分で勝手に【こう生きるのが正解】と、人生の正解を絞っている。
「きちんとした大人として、ちゃんと生きないと」と、勝手に思い込んでいる。
・自己成長が【洗脳】に使われる仕組み「職場で、宗教で、スピリチャルで」
でも、その人生観は思いこみだ。
君のその、人生に対するイメージは、勘違いだ。
１つしかないように見える人生の道。
でも、思い込みを書き替えるワークにて、思い込みがなくなると・・
人生に道なんてなくて、どこにでも自由に進んでいい、だだっ広い運動場のど真ん中にいたことに気がつく。
君は、いつからでも、どこにで、向かって生きていい。
人生に、辿り着かなないといけない終着地点も、目的地もない。
残念ながら・・
そして。
自分で勝手に、義務があるかのように思い込んでいるだけだ。
実は君は、とんでもなく自由だ。
子供に、戻れ
世間は君に「きちんとした大人になれ。ちゃんと生きろ」と言う。
仙人道では「子供に戻りなさい」と教える。
「生きるのが辛い」を経験したら、その後は、幸せだった子供の頃に戻る必要がある。
そのことを仙人道では「人は、無為より生じ、無為を知るため有為を経て、無為を自覚し、無為に至る」と言う。
「まともな大人として、ちゃんと生きなきゃ」は思いこみだ。
君は、自由だった子供の頃に、戻っていい。
思い込みを書き替えるんだ。
君は子供の頃、もっと自由で、もっと毎日、ワクワク楽しかったハズだ。
君は子供の頃「ちゃんとしなきゃ」なんて、考えたこともなかったはずだ。
君は別に、ちゃんとした仕事に就いて、きちんとした働き方をする必要はない。
宇宙は１度も、そんなことを言ったことはない。
君が勝手に「まともに働かなきゃ」と思い込んでいるだけだ。
豊さの基準を下げることで、生活のハードルを下げると君は、働き方や仕事を、もっと自由に選べるようになる。
にも関わらず、周りの目や世間体を気にするせいで、それを選べない。
社会のせいにするな。
これは、君の思い込みの問題だ。
社会のせいにする限り、君には、自由が訪れない。
厳しい言い方で申し訳ないが、思い込みを書き替えて、本当の意味で脳みそが自由になると君は、この話の意味が、わかるようになる。
君は別に、ちゃんとした出会い方で出会い、きちんとした人と結婚し、まともな結婚式をあげる必要がない。
宇宙は１度も「そうするべき」と言ったことはない。
君が勝手に「まともな出会い方で出会い、ちゃんとした人と結婚して、きちんと結婚式をしないと」と思い込んでいるだけだ。
自ら、恋愛や結婚のハードルをあげているんだ。
自ら、生きるハードルを上げているんだ。
だから、生きづらい。
恋愛や結婚に限らず、全てにおいて、そうだ。
そのせいで、生きるのが辛くなる。
君は、きちんとした大人に、ならなくていい。
君は別に、ちゃんと生きなくていい。
君は、自由に、やりたいように、生きていい。
君は、しっかりした人として、まともな人生を、生きなくていい。
「君が、どう生きるか？」なんて、どーでも良いんだ。誰も興味ない。
君が死んだ後、誰が「あの人は、こう働いて、こう生きて・・」とか考える？
誰も考えないから。
１秒たりとも、考えないから。
興味ないから。
だから君は「人から、どう思われるだろうか？」なんて気にせず、好きに生きていい。
君が、思い込みの縛りから解放されて、生きやすくなることを願って。
・【実話】辛い毎日から抜け出した【私の経験談】10年前の自分に言いたいこと
～追記～
今回の記事の解説記事は、以下となります。
・【図解】「もう頑張れない。疲れた」対処法【頑張るvs楽しむ】2種類の人生観
＜名無き仙人＞
バス男僕みたいな「真面目な人」には、響く、ありがたいお話だったな
バス子バス男さんは、ちゃんとしていない方だと思うけど・・
名無き仙人生きづらさの原因である思い込みを書き替えるんじゃよ
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