苦行や禁欲は意味ない理由!自分に厳しいストイックな人へ
苦行や禁欲は、意味ないです。
自分に厳しい人、ストイックな人へ。
今から、貴方の洗脳を解いていきます。
こんにちは。名無き仙人です。
今回は【苦行・禁欲は、意味ない理由】を、真面目で、自分に厳しいストイックな人へ向けて解説していきます。
苦行・禁欲とは「苦しむことで自分を高めることができる」の考え方
「人生には苦労も必要だ。立派な人になるために」
根が真面目な私は、そう思い込んで生きていました。
自己成長するために、自分に厳しくして、ストイックに生きていました。
「苦しむことで、自分を高めることができる」
苦行や禁欲の考え方に惹かれる人は、根が真面目な、自分に厳しい人が多いです。
では、そもそも。
「苦しむことで、自分を高めることができる」という考え方は、いつ、どこで、始まったのでしょうか?

【苦しむことで自己成長できる】も【自己成長すべきだ】も、{考え方}の1つに、すぎないわけじゃよ
苦行や禁欲の発想すらなかった人類史
狩猟時代・・250万年もの長い間、人類には、そもそも「苦しむことで、自分を高めることができる」という発想が、存在していませんでした。
そもそも「自己成長しなきゃ」という考え方が、存在していませんでした。
【食べて、生んで、育てて、死ぬ】シンプルな人生でした。
しかし紀元前1万年くらいから、稲作が少しづつ始まり、余裕が生まれるなかで。
「現実とは何か?」や「なぜ現実は存在しているのか?」など、哲学的なことを探求する人達が現れ始めました。
そして彼らは、瞑想という技術・・呼吸と姿勢をコントロールすることで、心をコントロールする技術を用いて、悟りを開くことにより。
現実世界の正体を知ろうとし始めました。
これが、広い意味での【宗教】の始まりです。
★悟り★→【図解】悟りを開くとは?【わかりやすい初心者向け】悟りを開くと、どうなる?
これは紀元前の、だいぶ前の出来事。つまりキリスト教や、仏教が始まる前の話です。

つまり、宗教の起源とは・・
暇人の変わり者が「現実って、なに?」と興味のままに、探求し始めたことが1番の始まりであり。
その目的は【悟りを開くことで、現実の正体を、体感的に知ること】でした。

現代の宗教とは、違うわね
単なる哲学のため、一般人に広げようとも、していなかったし。
そもそも、効率よく、多くの一般人に{考え方}や{価値観}を広げる手段が存在していなかったので、地球上の人類の99%は【悟りを開くことで、現実の正体を知る】なんて、発想すら、ありませんでした。
紙の普及により宗教が広まる
「サルは、集団内で、トップのサルに、なりたがる」
これは、{生存・生殖}を基盤にした本能です。
私達が、日本社会の中で、勝ち組を目指して頑張っているのも、サル的な本能なわけですね。
そして。
宗教という集団(組織)を作ることで、自らが、集団内で、トップのサルになろうとする人達がでてきて・・
【悟りを開く】という哲学を、悪用し始めました。
一般大衆に「悟りを開こうぜ?」と言っても「は?意味わかんない。難しい話はやめて」「興味ねーよ」と言われるから・・
目的をすり替えて「苦しむことで自分を高めることができる」と言い始めました。
すると、苦しんでいる人達は「私が苦しんでいるのも、意味があるのか」と心が救われて、宗教にハマりこみ始めました。
以下の記事のとおりです。
・自己成長が【洗脳】に使われる仕組み「職場で、宗教で、スピリチャルで」

山にこもって、瞑想する姿は、一般人には【苦行している】ように見えるからのぉ

本人は、好き好んで、趣味として、やっているのにね
そして、一般大衆は【悟りを開く】の概念が理解できないため、みんなにもわかりやすいように、偶像を作り始めました。
木で作られた仏像などは、その典型です。

あれは、ただの木じゃよ。まあアートとしては、価値があるが

ただの木を、神様としてあがめるのだから、頭弱いわね
そして、紀元前後の時期に、紙が普及し始めたことで、宗教的な教えを、紙(書物)を使って広げることが可能になったことで。
宗教は、爆発的に、普及し始めることになりました。
でも、ちょっと待って。
思い出してください。
最初の始まりは、そもそも「悟りを開くことで【現実とは何か】を知ること」が目的でした。
それが、なぜか、中身をすり替えられてしまい、現在の宗教となっています。
・【神様】いる?いない?【中国仙人道&インドヨーガ】回答「私達が神です」
仙人が禁欲も苦行もしない理由(禁欲も苦行も意味ない理由)
仙人は、無意味な禁欲も苦行も行いません。
だから、日本の少年漫画でも、仙人は「エロいお爺ちゃん(でも、なんかすごい人)」として描かれやすいです。
なぜか?
上図のとおり、仙人道というのは、宗教の源流です。
宗教化されていないため、内容をすり替えられていないわけです。
だから「禁欲も苦行も意味ないよ」と仙人は、ぶっちゃけて、本当のことを言うわけですね。
・苦行は辞めなさい【苦しむのは自己中すぎる】幸せのおすそ分けをしなさい
仏教もヒンドゥー教も、ヒマラヤ山脈から見て南のインドが起点になっています。
そして、仏教もヒンドゥー教も、その源流は、ヨーガ思想にあります。

ウィキペディアでも、公になっている情報だなぁ

ちなみに、仏教やヒンドゥー教の原点であるヨーガ思想を知るためには、あるヨギの自叙伝がおすすめです。
さて、以下の記事のとおり。
・【ガチ】悟りを開く方法3つ【仙人道vsヨーガ】マジで解脱したい人へ
悟りを開くための具体的な方法は、ヨーガと仙道は、非常に似ていますが、ヨーガ思想は宗教色が強いです。
内容が、どこかで捻じ曲げられて「苦行をすることで、自分を高めることができる(それが【悟りにつながる】)」という話が、ヨーガ思想には、混ざりこんでいます。
お掃除ロボットが全自動で掃除する時代に。
お寺(仏教)では、修行僧は、携帯電話が没収されて、早朝に、頑張って雑巾がけするわけですが。
あの苦行や禁欲的な生活は「苦行をすることで、自分を高めることができる(それが【悟りにつながる】)」というヨーガ思想が元になっています。
一般大衆受けを狙わない(布教を目的としない)仙人道からすると。
「え?お掃除ロボットを使えば?」です。
苦しむ必要は、ありません。
「苦しんだから」といって、悟りが開けるわけでは、ないからです。
【悟り】と【苦しむこと】は、無関係です。
禁欲しても、悟りは開けませんよ。
貴方の周りで「苦しんだから、悟りが開けた!いえーい!」「禁欲してたら、悟りが開けた」という人が、いますか?
★悟り★→【図解】悟りを開くとは?【わかりやすい初心者向け】悟りを開くと、どうなる?

苦行も禁欲も、意味ないのぉ。厳密に言うと【悟りを開く】と多少は関係するが、重要な部分ではないからのぉ
そして。
自分を高める必要は、ありません。
思い出してください。
元々は、哲学的なことに興味があった暇人が「現実って、なんだろう?」と探求し始めたことがキッカケでした。
ただの、好奇心です。
そこには「自分を、高めるのだ」なんて、微塵も存在していませんでした。
どれだけ、この世界が、嘘で洗脳されているか、気がつきますでしょうか?
日本社会は、仏教的な考え方や価値観が根強いです。
日本中に、お寺がありますよね?
つまり。
仙人道と、ヨーガで言えば、ヨーガ思想が強いのが日本社会です。
だから日本人には「苦労することで成長しなきゃ」苦行的な考え方をする人も、多いようです。
そして、もし、貴方が禁欲的な生活をしているならば。
例えば「婚前交渉は悪いことだ」などと、感じているならば。
その根底は、ヨーガ思想にも、あるわけですね。
・結婚前/付き合う前【体の関係は悪いこと?】恋愛観や結婚観が変わる話

インドの多くの地域では婚前交渉はタブーとされていたりするからのぉ
真面目で自分に厳しいストイックな人へ
不可触民(ふかしょくみん)という言葉を、ご存知でしょうか?
不可触民とは、カースト制度の1番下にすら入れない被差別民です。
日本で言えば【士農工商】の身分に入れてもらえなかった{えた・ひにん}です。
インドカーストの不可触民は、今だに差別をされていて、貧困も深刻です。
インド政府が解決に向けて動いていますが、インドのカーストは、社会制度ではなく、宗教的な考え方のため。
政府では、解決が難しくて、いまだに残っています。

で、ここからが本題じゃが
カースト制度の1番上は、誰だと思いますか?
カースト制度のトップは、僧侶(宗教家)です。
つまり。
宗教を悪用することで、自らが、集団内で、トップのサルになろうとした人達が「俺たちが、1番上だよね」と、カースト制度を作ったわけですね。
宗教の開祖は、良い人だったかもしれませんが。
だいたい、2番手3番手(2代目、3代目)の悪い奴が、組織をおかしくする・・現代社会の会社組織でも、同様ですよね。
つまり。
禁欲的な教えも。
苦行的な教えも。
カースト制度も、{誰か}にとって都合が良かったポジショントークに、すぎません。
集団内で、トップのサルになろうとした、大昔の{誰か他人}の都合に、振り回されないでください。
最後に、もう1度。
真面目で、騙されやすい【過去の私】へ。
自分に厳しいストイックな人へ。
・【危険】騙されやすい人の特徴【①素直な人②真面目な人③スピリチャル好き】
禁欲する意味は、ありません。
禁欲しても、悟りは開けません。
苦労をすることで、立派な人になる必要も、ありません。
・苦しむ意味はない【本当のこと】を誰も言わない理由(スピリチャル編)
自分を高める必要も、ありません。
思い出してください。
250万年の人類の歴史の中で。
時間割合で言うと、99%以上もの長い間、人類は「苦行して自分を高めなきゃ」なんて考えずに生きてきています。
それでも、立派に、命をつないできています。
そして、それで、良いじゃないですか。
立派な人に、ならなくても、良いのかもしれませんね。
さて、最後まで、ありがとうございました。
感謝しています。
・生きるのに疲れた過去の私へ【真面目な大人に、ならなくていいよ】
~追記~
宗教が敬遠されがちな日本では、ソフトな形として宗教が入り込んでいます。
それがスピリチャルです。
スピリチャルでは「魂を磨く」なんて言われますよね。
思想としては、ヨーガ思想であり、現代日本人に、受け入れやすい形で、スピリチャルとして入ってきているわけですね。
そして、禁欲的な考え方や、苦行的な考え方をもつと、一生、苦労が続く危険性があります。
以下の記事のとおりです。
・【図解】魂を磨く【危険な理由】スピリチャル編!自己成長論が苦労の原因
~追記2~
合わせて読みたい記事は、以下となります。
・【図解】合理的に考えるコツ【①エビデンス】を元に【②現実的】に考える
・現実的に考えるコツ【排除する】①計画②思い込み③感情④スピリチャル
~追記3~
日本では、知られていない【苦行的な教え】の裏側は、以下の記事で。
・【脳科学】瞑想の効果3つ①前頭前野を鍛える②脳を休ませる③脳内物質
~追記4~
「禁欲も苦行も意味ない」より本質的な話は、以下で。
・【生まれてきた意味】はないから「幸せに生きる」仙人道の【人生哲学】
<名無き仙人>

よし。さっそく、オナラしよ。(ぶ~)

バス男さんは、もう少し、立派な人になった方が良いんじゃない?

【誰か他人の都合】に、振り回されないようにしたいものじゃのぉ
★合わせて見たい★
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