東洋の島国には、名もなき仙人が住むという。
名無き仙人の物語。
人生が下り坂になった時期
私の人生が下り坂になったのは社会人1年目、中学教師になった時でした。
私は生徒から嫌われて、いじめられました。
「また授業中、バカにされるかも」
お恥ずかしい話ですが、私は教師なのに、学校に行くのが怖くて仕方ありませんでした。
私は教師なのに、私をバカにしてくる生徒が憎くて仕方ありませんでした。
くそぉ。ちくしょう。
教師として、生きていく予定だったのに。
教師は1年で辞めました。
人生のレールから外れ転げ落ちる無職時代
「今まで私は、先生だったのに」
無職ニートとして、こそこそと、仕事探しで職安に通う日々は、辛いです。
教師を1年で辞めてしまった私には、仕事が見つかりません。
みんなは、真面目に働いているのに、私は無職・・
人生、転げ落ちていく感覚があり、将来が不安でたまりませんでした。
人生のどん底時期「人生に絶望しかない」
なんとか仕事が決まり、会社員になっても、私の人生は好転しませんでした。
怒られてばかりで辛いし、職場の人間関係も上手くいきません。
「はぁ。疲れる」
仕事ばかりの日々なのに、手取り10万円代で、生活するのがやっとです。
その一方で。
勝ち組の人達は、仕事も恋愛も充実しており、人生が楽しそうでした。
私はもう何年も、彼女がいないのでした。
生きていて、良い事は１つもないのに、ストレスは強い。
「こんな地獄のような人生が、あと40年も続くのか？」
人生のどん底の時期。
私は人生に絶望を感じていました。
・経験談「もう無理。人生疲れた」何もかも失った【私のその後】
人生のどん底から這い上がる方法「幸せの定義を変える」
そんな当時、私は思い込みを書き替えるための仙人修行を始めていました。
すると、私の幸せの定義は書き替えられていき・・
私は仕事を辞めて、ボロアパートで引きこもり生活を始めました。
ある日、インド独立の父マハトマ・ガンディーが沈黙の日として、１日誰とも話さない日があったことを知り「ガンジーはすごいな」と思ったけれど・・
よく考えてみたら、私はこの１週間、誰とも会話していませんでした。
当時は、周りの人から、こう言われていました。
「あいつは、人生終わった負け組」
「まともになれよ。働け」
でも、思い込みを書き替えたことで、幸せの定義が変わった私には、気になりませんでした。
むしろ、過去の自分が不思議に思えるのでした。
「なんで、あんなに高い【幸せの基準】をもっていたのだろう？」
過去の私（君）に伝えたいことがある。
幸せの定義
学校で「幸せとは、この状態のことです」と習った人いますか？
いませんね。
学校では【幸せの定義】を習わないから・・
だから私たちは、周りの大人達の様子を伺って【幸せの定義】を決めます。
「だいたい、こんな状態が、幸せな状態かな？」と。
人気の安定職について、結婚して、マイホームを買って・・
周りに流された【幸せの定義】を持つことになります。
幸せの定義を、書き替えろ！
君は競争社会に巻き込まれている。
競争社会の渦の中で、振り回されて生きている君は・・
勝ち組の人達の生活を「幸せな生活」と思い込んでいる。
でも、勝ち組or負け組は比較で決まるから、人口の半数は負け組となる。
比較で決まるので、全員が勝ち組になることはできない。
確率2分の1で負け組となるなか、君は「自分は負け組だ」と思い込んでいる。
「自分は惨めな負け組」と感じていて、勝手に「人生、どん底」と思っている。
・【注意しても変わらない】落ちていく人の特徴（スピリチャル編）私の経験談
君が今もっている【幸せの定義】は思い込みだ。
君には住む家がある。
君は、今日も食べ物を食べられた。
君は、スマホだってもっている。
なんて、幸せなんだろう？
人生のどん底から這い上がる必要はない。
君に必要なことは【幸せの定義】を書き替えることだ。
幸せの基準が下がれば・・
現実はそのままでも君は、どん底から這い上がれることになる。
基準と現実のギャップで、君の感情は決まっていることを知って欲しい。
人生のどん底体験は、チャンス
人生のどん底時期は、チャンスなんだ。
【幸せの定義】を下げるチャンスなんだ。
君には、お金もないし、安定職もないし、恋人もいない。
将来の希望もない。
君には、何もない。
何もない今を【幸せの定義】にするんだ。
何もない今が「幸せの状態/幸せの生活」にするんだ。
何もない人生のどん底時期の今、感謝するんだ。
こう言ってみて欲しい。
「住む家がある。感謝」
こうも言ってみて欲しい。
「食べ物がある。感謝」
もし君に、会話する相手がいるなら、その暖かさにも感謝して欲しい。
幸せの定義を書き換えることで、何もない自分でも「幸せ」と感じられるようになると君は、最強の人になる。
人生には、いい時期もあれば、悪い時期もある。
でも、現実の状況に関わらず、常に心の中では「幸せ」を感じられる仙人みたいな人になれる。
幸せの基準を下げるんだ！
人生のどん底を経験している今、幸せの基準を下げるんだ。
「これが幸せ」の思い込みを書き替えるんだ。
君の人生は今後、また好転する時期もあれば、再度、どん底に落ちる時もある。
でも、現実の状況とは関係なく、常に幸せの基準は下げたまま生きるんだ。
現実と、幸せの基準は別であることを、忘れずに生きていって欲しい。
・自分が嫌いな私は「理想が高すぎた」話。自己批判をやめるコツ
人生のどん底を経験した「私のその後」
「こんな地獄のような人生が、あと40年も続くのか？」と人生に絶望を感じていた私のその後の話です。
幸せの定義を書き換えたことで、お蔭様で、ずっと幸せです。
社会的な評価が最低だった時期もあれば・・
つまり、ボロアパートで引きこもり生活をしていて、周りからボロクソに言われていた時期もあれば・・
社会的な評価が高まった時期もあります。
つまり、いい生活をしていた時期もあります。
自分が感じている感情「幸せ」に、引き寄せの法則は働くからでしょうか。
ともあれ、現実の生活はどうであれ、私の心は「幸せ」を感じています。
他人達は、私のことを、見た目で判断してきます。
私の心の状態なんて、気にしません。
でも仙人修行者の私は、自分の心の状態を重視しています。
「人生どん底を経験した人は、強い」
「人生のどん底を体験した人は、優しい」
そんなふうに言われますが、人は人生のどん底を経験をすると、幸せの定義が書き換わることになりやすいからでしょうか。
・【図解】人生をリセットする方法と【私の実話】人生、再スタートのやり方
高すぎた幸せの基準が、下がる。
そのチャンスが、人生の最悪時期だったりもするのかもしれません。
貴方様の人生には今後、いい時期もくるし、また悪い時期もくるでしょう。
どうか、常に、幸せの基準を下げたまま生きて下さい。
現実の状況に左右されず、常にご機嫌で、常に感謝しながら生きていける最強の人になって下さい。
貴方様の人生を、応援しています。
・【親父の教え】幸せって何で決まるの？【幸せの決まり方】幸せの定義の話です
・負け組のまま、幸せになる方法【洗脳を解く】勝ち組vs負け組が嫌いな人へ
・仕事/恋愛【心が折れた】私は「人生で失敗する人の特徴＆立ち直り方」を学んだ
～追記～
【幸せの基準を下げる】具体的な方法の話は、以下で。
・図解「幸せ」を【他人と比較しない方法】相対的vs絶対的【幸せの基準】の話
～追記２～
合わせて読みたい記事は、以下となります。
・【図解】不幸から抜け出して、幸せになった人が【辿るステップ3つ】全体像
・人生に希望がない【希望をもつコツ2つ】絶望から這い上がった私の経験談
～追記３～
不安の対処法については、以下の記事が、おすすめです。
・図解【不安の対処法】①現実的に考える②対策する③諦める（覚悟をもつ）
・【明るい未来】を信じる方法【潜在意識編】暗い未来しか想像できない人へ
＜名無き仙人＞
バス男僕はもう何年も、人生どん底に落ちた人です
バス子幸せの定義が高いから、そう感じるじゃない？
名無き仙人【他人からの評価】は他人が決めるが、「幸せの定義」は自分で決めることができるからのぉ
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